「…私でよかったら、相談乗るよ?」
「…ありがとー(泣)」
お弁当を全部食べきれなかった私は袋にしまってお茶を飲んだ。
「最近さ、祐磨君が素気ないんだよー…」
「心当たりないの?」
「それが全く!!」
クラスも違うし…。
由麻と紫音君は仲良下げに毎日一緒に帰ってるっていうのに…。
なんかさ、倦怠期ってやつ?
「…今日、晩御飯でも作って持っていったら?」
「…そうしよっか…」
部活は入ってないハズなのに、帰りはすごく遅くて。
付き合いたての頃は毎日のように電話もして、お互いの部屋に遊びに行って…。
やっぱり付き合いが長くなるとこうなるのかな。