*神奈side*





 付き合ってもうすぐ3カ月。






 時間が経つのはすごく早くて、祐磨君が転校してきてもう4カ月。








 私たちが3年生になって2,3カ月。







 私の気持ちが変わらないのは一生。






「神奈―、聞いてる?」

「あ、うん!」




 一緒にお昼を食べてた由麻に注意されてお弁当に視線を戻す。






「何か…悩み事?」

「…んー、ちょっとね」





 私がそういうと心配そうに顔を覗かせる由麻。





 今じゃ一番の親友で、頼れるお姉ちゃんって感じ。