私にいじめが始まって2週間が経った。
相変わらずなクラスメイトに情けなくなる担任。
私は眼潰し防止のために授業中はずっとフードをかぶるようになった。
「どう? いじめ生活は満喫中?」
「おかげでいいダイエットになってる」
「それは良かったわ」
未だに何か分からない白い塊。
「ねぇ、前から思ってたけど…これ何?」
ボウルの中にたっぷり入ってるそれを指さす。
由麻は私の頭の上からそれをかけながら言った。
「由麻特製、生クリームとマヨネーズとバター混ぜた奴♪」
「…カロリー高そうだね」
「食べる?」
「…いらない」
私がそう言ったにも関わらず口の中に押し込まれる。

