「…じゃあ熱上がるといけねぇし、部屋入れ」
「はーい。また明日ね?」
「って…俺も入るから」
ぐいぐいと私の部屋に入ってくる祐磨君。
風邪うつっちゃうよ…。
「あ、そういえば気になってたけど」
「ん?」
「爽さんって何者?」
「…あー…一応お兄ちゃん」
言ってなかった…。
私でもお兄ちゃんって言う印象はあんまりないからなぁ。
「義理のね」
「え?」
「私のお母さん再婚したから…お父さんの連れ子なの、爽は」
「知らなかった」
だって言ってなかったもん。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…