「おっかえりー♪」




 教室に戻ると、みんなが一緒に迎えてくれた。





「復縁おめでとう!!」




 黒板にはそう書かれていて、恥ずかしさがこみあげてくる。






「…なんで知ってんの」

「祐磨が急いで出て行ったら勘付くだろ」

「…もし復縁してなかったらどうしてたんだよ!」

「笑ってごまかす」





 祐磨君は相変わらずクラスの男の子たちと楽しそうに話してる。






 私は女子軍のほうに引っ張られる。





「おめでとう!」

「ね、やっぱり祐磨君と神奈ちゃんはくっ付いてないと!」

「わかるー♪ すっごくお似合いのカップルだよね」






 クラスのみんなも喜んでくれて本当に良かった。