王様男子


「…んだよ、純粋そうだからすぐに堕ちるかと思ったのに、面倒くさいな」

「え…?」





 フェンスから背中を話して私の方に歩いてくる。





 逃げたいのに、動けない。





 頭が火照ってて何も考えられない。





 ただ、また心が少しずつ傷ついてきてる。





「可愛いって有名だし、俺の女になればもっと有名になれるよ?」

「…ちょっと意味がわか…「バカ? 黙って俺のものになってれば、良かったのに」」






 さらに近づいてきた彼は私の腕を引っ張る。





「あっつ…何? 恥ずかしいの?」

「離して下さい」