王様男子



 一通り作り終わったのか、また俺の前を通って寝室に入って行く。





 着替えにでも行ったんだろう。






 そう思ったが、1分もしないうちに出てきた。






 目を開けてる俺にも気づかずにダッシュでどこかに走って行く。





「え?」




 俺は起き上がって神奈の後ろに着くけど、全く気付いてない。






 何かを必死にクローゼットの中から探してる。






 俺はドッキリも兼ねて……と俺がしたいからという理由で後ろからバックハグ。






「…う、わぁ」

「おはよー」

「…びっくりしたぁ…おはようー」



 抱きしめたまま、神奈の顔を覗き混むとまだ頬がほんのり赤い。