王様男子




 なんとか強敵の朝ご飯を食べ終わった私はもう一度横になる。




「昼になったら起こしてやるから寝てろ」

「うん」




 子供をあやす様に私のお腹辺りをゆっくりと叩く。




「恥ずかしいからやめて」

「誰もみてねぇし」

「そういう問題じゃないの」





 重い頭を窓側に向ける。





 そこにいる男の顔が見えなくなって、やっぱり少し寂しくなって顔を戻すとにこりと笑う。





「おやすみ」

「うん…」




 ふわっと香る優しい香りに未だにやめてくれない優しい手。





 心地よい雰囲気に寝入る。