「祐磨、神奈ちゃん1人にさせてあげましょ? きっと疲れてるわ」
「…そんなこ………」
首を振った神奈は楓さんのほうを見るとすぐに首を振るのをやめた。
一瞬、顔をゆがませてから
「…やっぱり疲れてる…今日は帰って?」
そう言う。
眉を寄せて苦しそうな表情をする神奈。
「でも…」
「祐磨、神奈ちゃん熱があるのよ? ゆっくり休ませてあげましょう?」
「…熱があるなら、なおさらいたほうが…」
俺がそう言いかけると神奈は焦ったように首を振る。
…そんなに俺、嫌われた……?
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