“隣の不可思議くん”



ぎゅっと目をつぶったが転んだときの衝撃は何もなかった。



「痛くないです‥」


ゆっくり目を開けると神谷くんの腕の中でした。相手との距離がすごく近くて心臓の音がどうか彼に聞こえませんように。


「大丈夫‥?」


くすくすと笑いながら顔を覗き込んでくる彼にますます顔の赤くなる華乃。



「あ‥の、平気なのです。」



もごもごと話す彼女が可愛らしかった。