「あの‥」 今朝のことといいかけたときに、私の目の前まで神谷くんが来てくださいました。 「あぁー‥と、朝のことでしょ?」 癖のある髪をくしゃくしゃとかきながら少し罰が悪そうに話を始めた。 「ちゃんと、接してくれたの西園寺さんが初めてだったから‥」 そのー‥視線を伏せたあと、嬉しかったんだといって顔を背けた彼を失礼だが可愛いと思ってしまった。 「昨日、言い忘れてしまいましたが‥私とお友達になってくださいませんか?」 首を傾げて手を差し出す。