“隣の不可思議くん”



ヒステリックになっている彼女を落ち着かせようとしたら何か幻覚でも見ているのか首に手をかけてきた。


「ねぇ・・じゃぁ私に、澄羅様を返して・・ねぇ。」


年下の女の子と思えないほどの力で首を絞めてくるので中々振りほどけない。力はどんどんと強くなっていき視界が霞んで見えてきた。


「く・・あ・・。」


「ねぇ・・どこにいるの?」


「ごめん・・珠希・・」


それだけ言って自分の力が抜けていくのが解かった。意識を失いかける寸前に誰かが部屋に入ってきたのだけは解かったがそれが誰なのかは解からなかった。