本当に私はいい親友をもったよ。
「好きなところに座って。」
「ねぇ。あみはこのままでいいの?」
「なにが?それよりお茶どーぞ」
「ごまかさないでよ。」
わかってるよ。
萌乃がなにを言いたいかなんて、わかってる。
私だってなにか太輔くんの力になってあげたいよ。
だけど、無理みたいなんだ。
「うん…。知ってるよ、でもなにもできないんだよ。今の私には」
「ううん。そんなことないよ。」
太輔くんはそうしてほしいんだよ。
だって、私と別れたのだってそうだもん
だから、私はこのままでいいの。
新しい道に進むしかないんだもん
もういいよ。
萌乃…
ありがと
気持ちだけもらうよ