友美が去ってから30分が経った



自分で初めて書いた自分なりのラブレター



ソレを握りしめて優先生の居る理科室へ




「来ちゃった‥」



まだ誰もいない教室



そういえば、あたしと先生が初めて会った場所だ



思い出に浸りたいせいか机にそっと手紙を置いた




「懐かしい!これ!」



それはあたしの思い出の中で一番大切な物だった