「で、どうする?」



「え、えっと‥」



「まー、コースもいろいろあって」



「コース?」



「あぁ!!まずはAコースこれは、手を繋ぐ事からかな?」



「手を?繋ぐ?無理!!そんなのムリー!!」



「なー、人話しは最後まで聞け」



「ごめん…」


こうして長いコースの説明が始まった。

Aコース(手を繋ぐ)¥1000
Bコース(キスをする)¥2000
Cコース(いろいろする)¥3000

オリジナルコースは得意分野ならしい、
なんだろ?オリジナルって‥
てか、お金とるの?高いわ!!



「分かった?」



「わかったけど、お金とるの?」



「うーん。気分次第かな?オリジナルはタダだけどね?」


―♪♭♪♬―


話を遮るかのように涼太のケータイが鳴った

「ごめん」と小さく謝ってきた



「ごめん、先約の娘がー」



「考えとく」


そうだよね、あたしだけじゃないよね…



「早くしてね?」