「で、誰なの?今日一緒にいた女は」
私は腕を組んで隼斗を見ながら言った。
隼斗は俯き、もごもごと喋り始めた。
「えっと……あの人は、女友達かな。ただの女友達だよ」
「ふ〜ん。隼斗って女友達たくさんいるんだね」
「う……うん」
明らかに動揺している隼斗は「あ、もう帰らなきゃ」なんて言ってそそくさと屋上を出ていった。
全く……。
あいつ、本っ当何回浮気すれば気が済むんだか。
今まで数知れないほどしてきてたし……隼斗、浮気中毒なんじゃないの?
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…