────── しばらくの沈黙。 私は自分で言ったクセに、急に恥ずかしくなり不安も押し寄せてきた。 私ったら何言ってんの? 隼斗、断るかもしれないのに。 そこから、三分ほど沈黙が続いた。 「なぁ」 隼斗が突然口を開いた。 私はパッと視線を隼斗に向ける。 ……ドクンドクン。 心臓が破裂しそうなくらいに鼓動がうるさい。 隼斗……何て言うの?