ホッとした自分がいる。

私は自分の席に着くと、思いきって隼斗に話しかけた。

「隼斗……」

隼斗からの返事はない。

もしかして……無視された?

ううん。私の声が小さすぎて聞こえなかっただけだよね?

そうだよ……ね?