『隼斗の彼女は私よ!!』

なぜか言えなかった。

いつもなら、そんな事普通に言えるのにね。

それとも……もしかして、私、自信なくしちゃった?

その場に居られなくなった私は歯を食い縛りながら、猛ダッシュで屋上を出た。