「な……」
やっと出した声がこれ。
隼斗の無表情な顔は変わらずなぜかその女と手を繋ぎながら、私に近づいてくる。
嫌……『こいつと付き合うことになったから別れて』なんて死んでも聞きたくないっ!
私が先に別れを切り出すんだから!アンタに先に言われちゃ私のプライドが許せない!!
「どうゆうつもり?」
「えっと……」
私が問いかけてもあまり話そうとしない隼斗。
何なのよ。別れたいなら言えばいいじゃない。
私は少しキレた口調で言った。
「あのさ……アンタ、私に何が言いたいわけ?はっきり言いなさいよ。分かんないでしょ?」
本当は予想ついてたけど、わざと分からない風にした。

