ライオン

ナイフのように俺の心をえぐる『同情』の言葉。

「ちくしょう……」

それなら、まだ口汚く罵られた方が、どれほど安堵出来たか。

「ちくしょう……。ちくしょうぉぉぉぉぉぉ!!!!」

俺は叫んだ。

喉が枯れても叫び、泣き、それでも溢れる涙を止められなかった。

何で俺がライオンなんだよ?

俺は友を、最高の親友を見殺しにした。

弱いただの……。


ネズミじゃないか。