Secret band~男装ドラマー~

「光、悪いけど俺行かねえといけねえ所あるから」



「行ってら~」



もう来てるかな。



屋上に着くと奥田の姿はなかった。



まだ来てないか。



「瑠夏!
遅くなってごめん」



息を切らした奥田が俺に謝った。



走って来なくてもよかったのに。



「話って何?」



「これからスタジオ来るときどうするのかなって思って」



「とりあえず今日は男装して社長に本当の事を話してみる
そのあとは社長の指示に従うよ
だからもうドラムできないかもしれないからそのときは皆に宜しくね」



「分かった
とりあえずメアドだけ交換しようぜ
何かあったら連絡するこた
いいな」



「ふふふ、なんかお母さんみたい」



「うるせえ
話はそれだけだ
悪かったな昼休みに呼び出して」



「全然大丈夫」



「じゃあな」



瑠夏side終わり