私瑠夏について来てしまったけど…
やっぱり走って逃げればよかった。
「そこに座れ」
私は黙って座った。
「さっきの続きに戻す
お前は女か?男か?
奥田か?新井か?」
はぁ~
こんなにすぐにばれるなんて。
「分かった、全部話すよ
騙すつもりはなかったって言ってももう騙してるか
確かに俺は男でもなく新井隆太でもない」
私はカツラをとった。
「私は貴方が言ったとおり奥田羅奈だよ」
「何でこんな…」
「私ドラムがしたかったの
だけど行くとこ行くとこで全部女の子だからって追い帰されちゃって…
だから男装をすれば演奏だけでも見てもらえるかなって…
ごめんね騙して
安心して、ばれたからにはバンド辞めるから」
いいんだこれで。
悲しいけど。
やっぱり走って逃げればよかった。
「そこに座れ」
私は黙って座った。
「さっきの続きに戻す
お前は女か?男か?
奥田か?新井か?」
はぁ~
こんなにすぐにばれるなんて。
「分かった、全部話すよ
騙すつもりはなかったって言ってももう騙してるか
確かに俺は男でもなく新井隆太でもない」
私はカツラをとった。
「私は貴方が言ったとおり奥田羅奈だよ」
「何でこんな…」
「私ドラムがしたかったの
だけど行くとこ行くとこで全部女の子だからって追い帰されちゃって…
だから男装をすれば演奏だけでも見てもらえるかなって…
ごめんね騙して
安心して、ばれたからにはバンド辞めるから」
いいんだこれで。
悲しいけど。

