Secret band~男装ドラマー~

どれくらい歩いただろう。



見られない風景にあたふたする私。



ドンッ!
「あ痛っ!
いきなり止まんなよな」




「着いた」



えっ?
横を見ると目の前には大きな家。



で、でかい。



「ここどこ?」




「俺家
さっさと中に入れ」



「ちょっと待て
何で俺が瑠夏家に行かないと行けないんだ」



「言っただろう
まだ話は終わってないって」




瑠夏の顔は本気だった。