紀子side



私は瑠夏君達の練習が終わるのを待っていた。




「あっ、瑠夏君だわ!
るか…っ」




新井隆太…。




なぜあの2人が一緒に帰ってるの?



私はばれないように2人の後をつけた。




へ~、あの子羅奈って言うのね。



えっ…?



そこで目のあたりにしたのは手を繋いで楽しそうに帰る瑠夏君と新井君だった。




私は無我夢中で写真を撮っていた。




「…せいぜい今を楽しむ事ね」



紀子side終わり