そこに書かれた “私、声が出ないんです。” という文字を見せた。 それから、 急いでメモ帳に “前を見てなかった私が悪いの。ごめんなさい。” と書いて、彼に見せる。 すると、 「キミ、いくつ?」 という質問が返ってきた。 いくつ って、歳を聞いてるんだよね? 私はメモ帳に、 “25です。” と書いた。 何で歳なんて聞くんだろう? と思っていると、 「ほんとに?俺もなんだぁ!」 と嬉しそうにいう彼。 何でだろう。 目の前にいるこの人を、 私はもっと知りたい …そう、思う。