「ごめんなさい!!待たせちゃって。」


慌てて図書館の入口から飛び出してきたキミ。



「そんなに焦んなくていいよ。」




そんなキミに、俺はついつい顔が綻ぶ。






「近くの公園でも行かない?」


そんな提案をした俺に、

少し驚きながらも、笑顔で

「いいですね!!行きましょう!」

そう言った――。