毎日の忙しさの中で…随分落ち着いた…
それでもヤッパリ洋一と同じ車をみると思わず目で追ってしまう…


あれからいろんな事実が分かった…

幸子は最初から洋一に好意をもっていたこと…
洋一とその周りにわたしの悪口を言っていたこと…

でも…もう、どうでもよかった…
結局…私は選ばれなかったんだから…

綾も、幸子の事に薄々気がついていたようで、私に言おうかかなり悩んでいたみたい。

綾も幸子とは縁を切ったと言っている…私以上に怒って…
洋一にさんざん文句を言ってくれたみたい…

ありがとね…綾

私は1人じゃないね!子供達もいるし…綾もいる…

もう…振り返るのはよそう…

前を見て歩こう…
私は心に誓った…