幸子から電話がきた。「どうしよう…和美…ばれちゃったかも…」

実は幸子の彼氏には奥さんがいる… 「奥さんから留守電にメッセージが入ってる‥」
「何て?」
「ふざけた事してると、出るとこ出るよ!!」って…
私は何度となく幸子には助けてもらってる、 辛い思いをしてるのも知っている‥
「幸子‥もうやめなよ…別れなよ!別れるんだったら私が電話して誤解だって言ってあげる‥」

何度も説得した。
一週間後私は幸子の彼氏の奥さんに電話した。
なんとか奥さんは納得してくれて騒ぎになることはなかった。
「幸子‥今は辛いけど、時間が解決してくれるから… 辛い時はそばにいるから…」泣きじゃくる幸子を抱きしめた。

幸子には幸せになってほしい…
心からそう思っていた‥