夏海「悩んでるな?」 千尋「なっ悩んでない!!」 すると楽屋のドアが開いた。 連也が顔を除かせた。 連也「千尋!いこっ!」 千尋「うん!んじゃあね夏海!また明日!!」 夏海「はいよ」 私は楽屋のドアを閉め、 連也と共にスタジオの外に出た。 もう真っ暗だ… 暗いの嫌なんだよね。 連也「暗いの嫌い?」 千尋「うん。あんまり好きじゃないかな…」 嘘。 かなり怖い。 実は中学の時の帰り道----- 私はいつもの道を歩いていた。 辺りは真っ暗だ。 早く帰ろ… 自然と急ぎ足になる。