Love Song

陸斗はチッと舌打ちをして、脱ぎ散らかした服を着て行く。

「今日は来ないで下さいね。担当さんと飲むので。」

あたしが‘担当さん’と言った瞬間、陸斗は分かりやすく眉を顰めた。

「担当って、‘あの’・・・?」

「そうです。だから来ないで下さいね。」

「絶対嫌だ。あいつと2人で飲むのは危険だって。」

「だからって、来ないで下さいとは言えませんよ。」

あたしの担当、菅原空。28歳。

かれこれ5年程、お世話になっている。

そして。

その担当さんの、セフレでもあるあたし。

「ぜってえ家に入れんな。」

「無理ですってば。ってか早く行って下さい。」

「今日此処来るから。」

「駄目です。・・・変わりに終わったらあたしが貴方の部屋に行きますから。ね?」

「・・・絶対だぞ?」

「はい。」