ヤバイ!!!

一緒に登校できるなんてぇっ!!!!


嬉しすぎて涙出てきそう。



「お帰り。」


玄関に入るとちぃ兄とあった。


「ただいまちぃ兄。」



「ご飯リビングにおいてあるから食べな。俺、友達ん家いくから。んじゃ。」


ちぃ兄は、あたしの頭をポンポンとなでてからでていった。



とりあえず、制服を脱いで楽な格好にきがえた。


リビングにいくと、達兄がソファーに寝転がってテレビをみてる。

「たぁつ兄!!!」


脅かしてやろうと、後ろから抱きつくと達兄が振り向いた。


「酒くさいょぉ…」



「うるせぇな…」


そういって、あたしを引っ張った。



衝撃であたしはソファーへ。



「いた…」


泥酔状態の達兄。


よくあることだし、この後のことだって多少考えがつく。



どんどんと達兄の顔が近くなってくる。



「ンンッ…」


達兄と唇がかさなり激しいキスをした。



「ンンッ…達…に…ハァッ…ン」



力が強すぎてあたしは抵抗することさえできない。



「ハァッ…ンンッ」



何度も何度も角度を変え、キスをしてくる。


「ちょっ!!!!達紀!なにしてんだょ!?」



なぜかちぃ兄がいて、泥酔状態の達兄をあたしから引き離してくれた。



「ケータイわすって、来たらこんなんなってて…咲織、大丈夫か?」


「よくあることだし、慣れてるょ。」


「んな…何回もされてんの?」



「うん…。あたしの力じゃ、達兄に勝てないし。しかたないょ。」

「…」



「大丈夫だょ?キス以上はされたことないし。」


「でももし、キス以上のことしてきたらどうすんだょ…」



「…わかんない。」


「気をつけてな…?」


「うん。ごめんね。助けてくれてありがと。」


その日、ちぃ兄は友達のところにはいかず、ずっとあたしのそばにいてくれた。