─ピピピッ


目覚ましのアラームでおき、顔をあらい、いつも以上に髪の毛を丁寧になおした。



「咲織~、迎えが来たぞぉ」



「今行く~!!!!!」


あたしは急いで道具をもち、階段を掛け降りた。



「お待たせっ!!!!」


「おぉ…いくぞ。」


「うん。行ってくるねぇ♪」


「たのしんでこいょ?」


「はぁい♪」



あたしは家を後にして、尚くんがのってきたバイクにまたがった。


「いくぞぉ。」


「うん。」



尚くんをキュッと抱き締めると、シトラスの香がした。


いいにおーい♪


「咲織~、近い。」


「だって、尚くんいい匂いだし。」



「離れろょ…」



「うぅ…じゃぁ、離れる。」


パッと手を話すと、

「ばか、嘘に決まってんだろ?離すなって…」


焦ってそう言う。


面白い!!!!




そうこうしてるうちに、航空へついた。