白ヤギさんの悲劇

なんと黒ヤギさんは

紙に何かを書き込み、それが終わると

その紙を口にする。

ムシャムシャ、ムシャムシャ。

そしてまた、「ヤギのおすすめ」を取り出し、筆を走らせる。

終わるとまた、美味しそうに食べてしまう。

ひと段落した黒ヤギさんは

書くのを止め、嬉しそうに言った。

「いや~、最高だね!絶品の用紙に黒豆とミルクのドレッシング」

ホント癖になりそうだ、と言いながら

枯れ草の上で横になる黒ヤギさんを

驚愕の表情で見下ろす白ヤギさん。

そして、今日も日が暮れる。