紫陽花と桃




紗葵SIDE


飲み物を買って二人のもとに戻るすでに篠原先輩の姿はなかった。


「あれ?篠原先輩もう行っちゃったの?」

「・・うん。クラスの子とサッカーの応援いくって。」

そう言う途端にシュンとなる私の親友。

わかりやすい・・・。


「んじゃ私らも応援いく?」

「・・へ?」

間抜けな声を出し顔を上げた。

そりゃそうだ。