でも、人はそんなすぐに 変わるはずなかったんだ。 会うのはあたしのバイトがない 土曜日。土曜日なら洸くんも 都合がいいらしい。 そして、デート当日。 デート先は地元の ショッピングセンター。 いつも友達と来ていた地元の ショッピングセンターも 洸くんと行くだけでとても 新鮮に感じた。 イライラする所もあるけれど やっぱり洸くんが好きなことに 変わりないみたい。 「えへへ。」 どうしても、にやけてしまう。