愛してるなんて言わないで




「やめてっ‼︎離せよ‼︎」


優しくなんか、しないで。


別れるんだから。


未練が残る。



『でも‼︎泣いてる華穂をほっておくなんて出来る訳ないだろ?』



「あたしは1人で大丈夫なの。
1人じゃなきゃダメなの‼︎
優しくしないで…別れるんだから!」



ここで優しすぎる洸くんに腹が立つ。

嫌な奴を演じてくれれば、あたしは心の底から嫌えるのに。


『ごめんな…。』


そう言って離れていく洸くんが嫌い…。

女心察してよ。

1人にしてよ。


それでも、思いはとどかない。