すると…
だんだん涼しくー…
…あれ?

「えぇ、涼しくなったわ
 どう? 私の魔法!
 あはは、驚いたでしょう?」

ソフィはニコッと笑って
ラメルにそう言いました。

「あ、あの…
 ソフィ様…?
 そ、その…
 大変申し上げにくいのですが…」

ラメルが頬を赤らめて言います。

「なによ、
 早くいいなさいよ
 すごく気になるじゃない」

ソフィは
ラメルが何故頬を赤らめているのかがわかりません。