すると、美しい顔がまたたくまに


驚きに染まってゆく。


「え!? あなた私が見えるの!?」


見えてるから聞いてるんだけど……


そう思いながら頷いた。


少女は興奮して


私に顔を近づけながら問う。


「ねぇ!! あなた、


ライブラリアンになる気はない?」


これが私の運命を変える出会い。