読んでいた本をパタンと閉じながら


反論という名の事実を言う。


「茉那美…まだ信じられないの?


そんな人ばっかりじゃないって」


信じる?私が?


「無理。とにかく、付き合うなら


新太君とか、西谷先輩とかがいいの!!」