私は何をどうすれば良いのか分からない。それが母にとってどんなことなのか。悲しみなのか、喜びなのか…。未来が見えていないものは絶対にできない。言えない。時々考えるときがある、母と父の出会った意味。前に、祖父母に母と父のことについて相談したことがある。そうしたら、「離婚するなら結婚するな。結婚するなら離婚するな。」当たり前の言葉だけど、私にはすごく心に響いた言葉だった。なんか、こう、心がキリッ…っと痛むような…そんな感じで。それじゃあ、母と父は祖父母の助言を裏切ったということになる。なんだか、イメージが崩れる。でも仕方がない、人が犯したことは、何時になっても絶対に消えない。ずっと生き続ける、心のなかで___

___春の温かい風に、良い匂いの桜が舞って、人々は桜の木の下で温かい一時を過ごす…。そして私は、新しいスタートに向けて歩き出す。決して走り出してはダメ、ゆっくりと時間をかけて進むのが、唯一の成功の元だから。