俺って…

「そっそれでは次に上原さんお願いします…」





文也はマイクを持つ。





文也「…まず最初に、僕に投票してくれたみなさんありがとうございます。優勝出来て本当に嬉しいです。そして…」





文也は花梨の方を向く。





観客は息を飲む。





花梨は泣きじゃくっていた。





文也「花梨、僕は花梨を正直友達としか見ていなかった。僕の目には蓮しかいなかったから。だけど…」





文也は花梨を真っ直ぐ見る。






文也「…今は花梨と一緒にいたい。そう思うよ」





花梨「文也…」





文也「つらい思いいっぱいさせてごめんね。だけどもう泣かせないから」





すると会場から拍手が巻き起こった。





蓮「…おめでとう。文也、それが恋なんだよ」





俺と文也は恋を知らなかっただけ。





それだけだったんだよ。