黒猫ちゃんの憂鬱1





シロネコ。



その単語に反応した。





バッと後ろを見ると全身が黒く、何の顔のパーツもない。



体の形だけの人間。





・・・男だ。






「誰?何の用??」






『・・・忘れたのか?俺を・・・・・・』







誰っつってんじゃん。









『白猫と最後に会ったのは・・・確か、黒猫と白猫が――・・・婚約発表とかしてた、時だったなあ?』