黒猫ちゃんの憂鬱1






そして、高級フレンチレストランHallと筆記対で書かれている黄色の店に入った。










『『『いらっしゃいませ』』』










そういって、ペコッと深く頭を下げる店員さん。








『やあ!月と萌!相変わらず美人だな~月は。俺の妹が二人いる気分だよ~』









そういいながら、萌と私を同時に抱きしめる春。









「ちょっと?私は料理を食べにきたの。抱きつけなんて一言も言ってない」










『お兄ちゃんきもい。』








そう言った。







『うぅ・・・佐久矢ぁ~!萌と月が!!不良になってる~~~うぅぅぅ・・・僕の可愛い妹たちがっ』







嘘泣きをしながら佐久矢に抱きついた。









『おい、俺は男から抱きしめられる趣味はねえぞ』









そういって、グイッと引き離した。