私は何事も無かったように、また前に目をやった。

隣から視線が感じる…
最初は我慢できたが、ついに我慢出来ずに横を見た。

『何。?』

?「いや、美人な子だなと思って。俺"北川 俊弥<キタカワ トシヤ>" よろしく。♪」
相手はにっこりと笑う…。
『はあ。』
相手はまだにっこり笑ったままこっちを見ている。

『まだなにか。』

俊「君の名前は。?」

『霧島…。』

俊「下の名前は。?」

『…凛…。』

名前を言い終わると人懐っこそうな笑顔を私に向けた。

俊「そっか、よろしくね凛ちゃん。♪」


こうして、私の高校生活初めての友達が出来た。