『はぁ〜…めんどくせ…。』

「何が、めんどくさいの。?」

後ろから声がしてとっさに後ろを向き戦闘体勢に入った…が…。

『なんだ、俊弥か。』

俊「はい。なんだ、俊弥です。♪」
ニカッと人懐っこい笑顔を向けた俊弥がいた。
敢えてよく分からない言葉は触れないで置こう。

俊「それより、さっきの奴等…黒蠍(クロサソリ)だよ。♪」

『くろさそり。?』

あぁ、族か…一瞬でそう分かった。

俊「そう、凛ちゃん今空いてる。?」