「あっくん、あっくん、あっくん!あっくんってば〜!!」


「うるさい。聞こえてるから。それに声でかい」


「一緒に帰ろっ♪」


毎日のこの時間
わたし、倉本千夏が一番たのしみにしているあっくんとの放課後デート。


まぁデートっていっても学校から家までの道を私のマシンガントークをひたすら、あっくんが聞いて帰るだけ。