「プレゼント……?」
付き合って約2年が経つが、
今まで圭輔から
贈り物を貰ったことがなかった。
だからこうして
圭輔から差し出されても、
真由にはなんだか
ふわふわとして現実味がない。
呆然とする真由に、
圭輔はもう少し前に
紙袋を差し出す。
真由は震える手で
その紙袋を受け取った。
「ありがとう」
優しく微笑みながら言う。
すると圭輔はちっちと
目で合図を送りながら、
「開けてみて」
と真由に促す。
真由はこくんと頷くと
そっと紙袋の中に手を入れた。
そこから出てきたのは
小さな白い箱。
真由は息をのみ、
静かに箱を開けた。
付き合って約2年が経つが、
今まで圭輔から
贈り物を貰ったことがなかった。
だからこうして
圭輔から差し出されても、
真由にはなんだか
ふわふわとして現実味がない。
呆然とする真由に、
圭輔はもう少し前に
紙袋を差し出す。
真由は震える手で
その紙袋を受け取った。
「ありがとう」
優しく微笑みながら言う。
すると圭輔はちっちと
目で合図を送りながら、
「開けてみて」
と真由に促す。
真由はこくんと頷くと
そっと紙袋の中に手を入れた。
そこから出てきたのは
小さな白い箱。
真由は息をのみ、
静かに箱を開けた。

