帰りのホームルームが終わり、
真由は重い身体を
どうにか動かして
帰り支度をする。
身体を動かすたびに
真由の口から
深い溜め息がもれる。
そんな姿を横から見ていた
杏奈が、
真由を元気付けようと
口を開いたのと同時に、
「まーゆちゃん!」
と、杏奈を遮るように
後ろから蒼が声を掛けた。
蒼の声に真由は
全く反応を示さない。
今の真由には周りの声はもちろん、
人や物さえも入っていないようだ。
真由は静かにすっと席を立つと、
杏奈にも蒼にも目を合わせず
ゆっくりと歩き始めた。
真由は重い身体を
どうにか動かして
帰り支度をする。
身体を動かすたびに
真由の口から
深い溜め息がもれる。
そんな姿を横から見ていた
杏奈が、
真由を元気付けようと
口を開いたのと同時に、
「まーゆちゃん!」
と、杏奈を遮るように
後ろから蒼が声を掛けた。
蒼の声に真由は
全く反応を示さない。
今の真由には周りの声はもちろん、
人や物さえも入っていないようだ。
真由は静かにすっと席を立つと、
杏奈にも蒼にも目を合わせず
ゆっくりと歩き始めた。

