「ちょっと、藤岡君。
この手はなして」
真由が言いながら、
肩に回されている蒼の手を
はがそうとする。
しかし、蒼の力は
真由の思っている以上に強く、
簡単には振りほどけない。
もがく真由を見ながら
蒼はなおも笑顔を崩さずに
言葉を続ける。
「だってー。あいつ、
真由ちゃんのこと諦めたっしょ?
だったら、俺、
真由ちゃんと何しても
オッケーじゃん」
蒼の言葉に真由は耳を疑う。
今、藤岡君、
“諦めた”って言った……?
「そんなこと……。
けいくんはただ、
少し距離を置こうって……」
この手はなして」
真由が言いながら、
肩に回されている蒼の手を
はがそうとする。
しかし、蒼の力は
真由の思っている以上に強く、
簡単には振りほどけない。
もがく真由を見ながら
蒼はなおも笑顔を崩さずに
言葉を続ける。
「だってー。あいつ、
真由ちゃんのこと諦めたっしょ?
だったら、俺、
真由ちゃんと何しても
オッケーじゃん」
蒼の言葉に真由は耳を疑う。
今、藤岡君、
“諦めた”って言った……?
「そんなこと……。
けいくんはただ、
少し距離を置こうって……」

